質の高いライターさんはどのようにして見極めるのか?具体的な選び方を公開

WEBマーケティング、特にコンテンツマーケティングを手掛けるにあたって、欠かせないのが「ライターさん」とのお付き合いです。

昨今は大変便利なもので、フリーランスのライターさんをインターネット上で簡単に見つけ、仕事を依頼することができます。しかし、残念ながらライターさんの質は、まさに玉石混交…。本当に高いスキルを持った方もいれば、正直かなり”やばい”方もいるのが現状です。

ライターさんの質は、業務全体の効率に大きく影響します。誰でも簡単にライターを名乗ることができるこの時代に求められるのは、仕事を依頼する側の「ライターさんを見極める目」です。

数々の優秀なコンテンツライターを発掘してきた筆者が、優れたライターさんに共通している要素や、その見極め方をお教えします。

 

ライターさんの”伸びしろ”があるかはとても重要

どうせお願いするなら、百戦錬磨の即戦力に…と思っている方が多いでしょう。高いスキルを持ち、完成度の高い文章を短時間で仕上げてくれる、経験豊富なベテランの方にお願いできればそれは最高です。しかし、ライティング業務の成果物は、必ずチェックや修正を経てから表に出てきます。

そのため、純粋なライターさんの初稿のレベルは、特にインターネットを見るだけではなかなか分かるものではありません。業歴や実績が一見華々しくても、それはライティングスキルに直結していないということは認識しておかなくてはならないでしょう。

また、本当に豊富な経験を持った一流ライターさんは、数が少ない上、かなりの高単価です。数百本の記事が必要になることも珍しくないコンテンツマーケティングに於いて、これは致命的です。

そこで基準としたいのが、ライターさんの「伸びしろ」です。ライティング、特にコンテンツライティングは、ポイントを押さえて経験を重ねれば、誰にでも上達できるものです。また、良いライターさんとは長くお付き合いできることが望ましいですから、長期的な視野を持つことが大切です。

「ライターさんの質の見極め方=ライターさんの伸びしろの見極め方」として、具体的に確認すべきポイントを紹介します。

 

スピードよりも質

記事の納期は大切です。数も増えてくれば、ますますスピードを重視したくなってしまいます。しかし、ライターさんを選ぶ際に優先すべきは、質です。

何故でしょうか。理由は明確です。

 

修正に時間がかかってしまう方が、コストが高い

ライターさんから納品された文章は、必ずチェックされることになり、必要に応じて修正を加えられて、初めて完成します。どんなに短期に仕上げられた文章でも、その質が低く、大量の修正を必要とするようなものでは、チェックする管理者の時間がより多く必要になってしまいます。

管理すべき立場の方(あなた)が、本来の業務以外に時間を取られてしまうことは、すなわちコストです。多少作業スピードが遅くても、質の高い文章を納品してくれるライターさんを優先しましょう。トータルでのコストが削減できます。

 

スピードは必ず向上する

もちろんスピードも大切です。これを軽視して良い、ということではありません。

ライターさんの文章力そのものは正直、センスによるところが大きいのに対し、文章作成のスピードは、経験に比例するように向上していくことが期待できます。

長いお付き合いをしていくことが前提ですから、一緒に成長していくような感覚を持ち、スピードは後から付いてくると思ってライターさんを選びましょう。

 

性格が細かい

文章力はセンスによるところが大きい、と述べました。センス=伸びしろとして、チェックすべきは、ライターさんが「細かい性格の持ち主であるか」という点です。文章の質を決定づけるのは、文末の処理や言い回しの工夫、論理構成の繰り返しの見直しなど、まさに細かさが要求される部分です。

細かい性格の方であれば、経験の中で学習したポイントについて、以降の業務に詳細に反映してくれるようになります。

 

コミュニケーション能力と協調性

記事作成は、初稿で一発OKになるケースは極めて稀ですから、かなりの頻度で修正依頼が発生することになります。ライターさんがこのやり取りを円滑に、積極性を持って進められる方であるか否かは、業務全体の効率に直結します。

中には「修正は一切受け付けません」というライターさんもいらっしゃいますが、よほどの実力者でない限りは”地雷”だと思って間違いないでしょう。こちらの意図を正確に読み取り、気持ちよく修正に対応してくださるライターさんは、学習意欲も高く、大きな成長が期待できます。

コミュニケーション能力が高く、協調性のある方を選びましょう。

 

自発性

こちらで用意したディレクションに従い、ただ単純作業のように文章を書くだけのタイプの方は、伸びしろという意味ではあまり期待できません。「この人、どんどん良くなるな」という成長率の高いライターさんは、必ずと言っていいほど高い自発性を持っています。

「この部分は、こういう構成の方が良くありませんか?」
「ディレクションにはありませんでしたが、必要だと思ったのでこの情報を追加しました」

など、提案がある方ほど本当に良い文章を書いてくださいます。

必ずしも提案内容が優れているとは限りませんが、自発的で積極的な態度で業務に取り組んでくださるライターさんとは、特に長期的には、良い仕事を共に仕上げることができるでしょう。

 

ライティングのテストをする方法

手間だと思わずに、事前のコミュニケーションを大切にしましょう。そのとき、「質問はありますか?」と投げかけることを忘れないでください。「質問力」は、その人のスキルを計る上で重要な指標になります。

細かいところに気が付いているか、こちらの意図を正確に理解しているか、質問の内容がスマートか、プラスアルファに繋がる視点を持っているか、など大切な要素の多くが見えるでしょう。

トータルでのコストを限りなく削減するには、始めのコミュニケーションを惜しんではいけません。

 

まとめ

ライターさんを見極めるには、その方の伸びしろを計りましょう。伸びしろは、以下の要素から判断することができます。

  • スピードよりも質を大切にしているか
  • 性格が細かいか
  • コミュニケーションは円滑で、協力的か
  • 高い自発性を持っているか

これらを見るためには、こちらからのコミュニケーションを惜しまないことが大切です。

ライターさんとは直接お会いしないケースも多く、ついつい「作業員」のように考えてしまうこともあるかと思いますが、共に事業を進めていく「パートナー」だという意識を持って接しましょう。

筆者も、特に採用や人事の経験があったわけでもなく、ライティングのエキスパートであったわけでもありません。しかし、多くの優れたライターさんと出会うことができたのは、相手を知ろうとすることを妥協しなかったためだと考えています。

正しい方向に全力で取り組めば、結果は付いてくるというわけです。