確実に成果を出すために!リスティング広告キーワードの選び方 

リスティング広告 キーワード選定

リスティング広告を始めるときに避けて通れないのがキーワード選定。リスティング広告で高い効果を出すには、キーワード選びが最重要といっても過言ではありません。

この記事では、キーワードの4つのタイプ、キーワードの選び方、キーワード選定で使えるツールなどをご紹介します。

リスティング広告の成果はキーワードの選び方で変わる

リスティング広告のキーワードを選ぶときには以下の3点がポイントになってきます。

  • 検索するユーザーがどれくらいいるか(キーワードのボリューム)
  • 自社製品の購買に繋がるキーワードか(コンバージョンとの近さ)
  • そのキーワードの競合性

1つずつ解説します。

キーワードボリューム(月間検索数)で対策ワードを決める

キーワードの検索数のことを「キーワードボリューム」といいます。

基本的にキーワードボリュームが多いほど広告が表示される回数も多くなりやすいですが、競合企業も同じキーワードで出稿していることが考えられます。そのため、ニッチなキーワードを狙いに行く戦略もおすすめです。

DOER

季節感のあるキーワードの場合、月によって数倍〜数百倍の差が生まれる可能性があるので、月ごとのデータを確認しておくことがおすすめです。

コンバージョンする確率の高いキーワードか

ユーザーがそのキーワードで検索した時、コンバージョンを獲得できる確率が高いものかという確認も必要です。

例えば、「ロゼワイン」「ロゼワイン 購入」をキーワードとして設定したとき、「ロゼワイン購買」の方がコンバージョンの確率が高いとします。

注意
「ロゼワイン」の方がキーワードボリューム(月間検索数)は多いですが、ロゼワインを購入したい人だけではなく、ロゼワインとはどのようなものか知りたい人も検索しています。

「ロゼワイン 購入」は検索数自体は少ないものの、より購買意欲のあるユーザーにリーチすることができるのです。

競合の少ないキーワードか

リスティング広告はオークションなので、出稿しても他のアカウントより入札単価や広告の品質が低ければ表示されません。競合の多いキーワードは、資本力のある会社が上位表示を勝ち取るので注意が必要です。

MEMO
ただ、実際に入札してみなければ分からないこともあるので、キーワード選定の時点では頭に入れておく程度でよいでしょう。すぐに効果検証ができるのがリスティング広告の魅力でもありますので、短いスパンで改善を繰り返しましょう。

成果が出るキーワード選定の方法とは

キーワード選定の手順①キーワードを洗い出す

まずは、深く考えずに、一通り思いつくキーワードをブレインストーミング感覚で洗い出していきます。洗い出す方法は、以下を参考にしてみてください。

(1)キーワードを洗い出す枠組み

ここではキーワードを洗い出す際の枠組みを一例として紹介します。

STEP.1
指名キーワード
会社名やプロダクト名を含む検索は、最もコンバージョンに近いキーワードです。ユーザーが検索したときに、上位に自社のページが表示されていれば出稿しないという考え方もありますが、競合が表示されないための対策や、自社ページの表示を増やすために、できる限り出稿しておくという考え方もあります。
STEP.2
購買間際のキーワード
「○○ 購入」「○○ 予約」など、購入直前に検索するようなキーワードです。
STEP.3
情報収集系
「○○ おすすめ」「○○ 比較」など、購入を検討し、情報収集をしている人が入力するキーワードです。
STEP.4
ビッグワード
検索ボリュームが大きいキーワードです。「リスティング広告」はこれにあたります。検索数が多い一方、競合も多いため一般的には入札単価を高く設定しなければなりません。

もちろんこれらの方法以外にも、キーワードは自由に洗い出すことができます。

DOER

ターゲットとするユーザーが見ている媒体や、競合の広告・LPなどを参考にするのもおすすめです。

キーワードを洗い出したら、類義語・関連語検索ツールなどを利用してキーワードの幅を広げることもできます。

(2)ツールを使って、最適なキーワードなのかを確認する

ツールを使えば、簡単に最適なキーワードを発見できるので、しっかりと押さえておきましょう。

STEP.1
キーワードプランナー
キーワード選定に欠かせないのが「キーワードプランナー」です。キーワードプランナーは以下のような目的で使用することができます。(1)URLやおおまかなキーワードから、候補となるキーワードを出す。(2)キーワードの過去・予測ボリュームを調べる
STEP.2
検索エンジンのサジェスト機能や関連キーワード
検索エンジンの「サジェスト機能」からも、キーワードを効率的に見つけることができます。関連キーワードも発見できるので、おすすめです。
STEP.3
サーチコンソール
「サーチコンソール」を設定している場合は、自社のWebページに流入したユーザーの検索クエリを参考にすることで、最適なキーワードを探すことができます。

キーワード選定の手順②キーワードを絞る

キーワードを洗い出したら、キーワードを絞っていきましょう。冒頭で紹介した「キーワードのボリューム」と「キーワードとコンバージョンの近さ」を基本的な選定基準とするのが良いでしょう。

キーワードのボリュームは前述のキーワードプランナーで調べることができます。ボリュームがあまりにも少なすぎるもの、自社の購買からあまりにも遠すぎる(関連が薄い)ものを削除します。

MEMO
この記事では、最終的にコンバージョンを獲得することを目的としているので、自社サイトへユーザーを流入する目的の場合はキーワードの選定方法も変わっていきます。

キーワード選定の手順③キーワードのマッチタイプを決める

キーワードを決める際に「キーワードのマッチタイプ」を押さえておきましょう。キーワードを入稿するとき、必ずマッチタイプ(キーワードとどれくらい一致しているか)を指定する必要があるからです。

キーワードのマッチタイプは、
・完全一致
・フレーズ一致
・絞り込み部分一致
・部分一致
の4つです。

部分一致

部分一致は、設定したキーワードだけでなく、関連するワードに対しても広告が表示されます。

例:「レディース コート」の場合
「レディース コート 赤」
「女性用 コート」
「レディース 上着」
「Pコート 女性用」
といった検索に対しても、広告が表示される可能性があります。

DOER

部分一致は運用者が想定していなかった検索クエリにも広告を表示させてくれるので便利ですが、想像以上に多くのキーワードが部分一致として認識されたり、あまり関連のないキーワードにもリーチしてしまう可能性があるので注意が必要です。

絞り込み部分一致

部分一致よりも少し範囲が狭まったのが絞り込み部分一致です。絞り込み部分一致は、その語句や類似パターン(表記揺れなど)を含む検索に対して反応します。

例:「+レディース +コート」の場合
「レディース コート」
「レディース コート 赤」
「レディース 服 コート」
「コート レディース」
「れでぃーす こーと」

フレーズ一致

絞り込み部分一致をさらに狭めたのがフレーズ一致です。フレーズ一致では、フレーズそのもの(もしくはその類似パターン)か、その前後に語句が入った場合のみに反応します。

例:「レディース コート」の場合
「レディース コート 赤」などには反応しますが、
「レディース おすすめ コート」「コート レディース」などには反応しません。

完全一致

入稿したキーワードと完全に同じ場合のみ表示されるのが完全一致です。表記ゆれ・助詞ありなどの語句の類似パターンでも表示されることがあります。

例:「レディース コート」の場合
「レディース コート」
「レディースのコート」
などに反応します。

マッチタイプは、設定したキーワードと似たものを表示させるかどうかを決めるものです。部分一致で拡張すれば広告表示の回数も増えますが、同時に関連が薄いキーワードで表示される可能性も高まります。

注意
広告・商材と関連が薄いキーワードでの表示回数が多すぎると、広告の効率が悪くなり、CPAも高くなってしまいます。実際に運用するときは、絞り込み部分一致と組み合わせながら、表示回数の拡大と関連性のバランスを上手く取りましょう。

参考:リスティング広告は除外キーワードも設定できる

キーワードを設定する際、特定のキーワードには表示させないという除外設定を行うこともできます。

例えば、製品名との掛け合わせでは表示させたいけど「○○(製品名) 解約」で調べている人には広告は表示させたくないといった場合、「解約」をフレーズ一致で除外設定しておきましょう。

まとめ

リスティング広告でキーワードを選ぶ方法を紹介しました。

キーワードにはユーザーの意図が表れます。キーワードを選ぶ際には、それを検索するユーザーはどんな気持ちや状態で検索しているのかを想像しながら、上記の方法を参考にして進めてみてくださいね。